にしだめいのブログ

フィクション

とある過眠症の人のはなし

私の近所のカラオケボックス、防犯カメラついてないし、クソ田舎だし、カップルの巣窟だよな、ひょええ、知らなかったぜ

高校入試合格発表後の春休み、久しぶりに彼氏が出来た俺は案の定そこに一緒に行った。

へえ、こいつは僕の胸触って何が楽しいんだろうな、面白いなー。

「気持ちいい?」だって、何?私これ気持ちよくないといけなかったんだ、俺はいつも読んでいるBL漫画の下にいる男たちのような表情とか声とか再現しないといけないんだね、むずかしいなあ

 

これが僕が初めて異性に体を触られて思ったことでした

 

高校入学したころも外でも中でもどこででもいろんなとこ触られたなあ

いつからだっけ私の胸全体に、走ったら痛い青い斑点が出来たのは 触らないで痛いから

ていうか俺が風呂入ってる時に急に入ってくるなよ母さん、悪かったって

 

その後人生初の補導を受けたんだが怖かったなあ防犯カメラ、あんなに警戒してたのにね

お前はなんて言うかしら

 

これでサヨナラだってー